そろそろ、FXの仕組みについて具体的な話に入りましょう。
証拠金とは何かと言うところから入っていきましょう。
証拠金を10万円拠出して、これを担保に1万ドルなどの高額な資金を運用します。
これはすなわち担保を出して、FX取扱業者の保有するお金を運用させてもらうと言うことです。
そして、ここにロスカットというシステムが入り、万が一の損失も避けられるため、証拠金を出して運用するお金、すなわち資金には金利がかからないと言う利点が発生します。
通常、資金よりも大きい金額を運用する金融商品の場合、そのようにして調達した資金には金利がかかりますが、FXの場合はロスカットのシステムがあるために金利がかからないのです。
これはすなわち、証拠金を10万円出したならば、運用中の評価損がその証拠金の金額を上回る前に決済が行われるというシステムです。
すなわち、運用する側から見ると、万が一損失を出しても、その損失を補填するためのお金はすでに出していると言うことです。
最初に拠出した証拠金の枠内で損失の補填が行えるので、決済後に何らかの精算をしなければならないと言うことはなくなります。
これを、資金を融資する側から見てみると、万が一損失が出た場合にも、その際のお金はすでに払ってもらっているので、絶対に不良債権にはならないのです。
こんにち、融資の焦げ付きなど、不良債権というものが金融業界の頭痛の種であるのですが、FXの場合はその心配がないと言うことです。
取引を開始した時点で、一定の基準が設けられており(これは各社でさまざまな設定基準があります)、そこに達すると警告が出されたり、強制的に決済が行われるのです。運用側からすれば、その時点で「リベンジ」の機会が奪われると言うことになりますが、別の味方をすればそれ以上の損をしないと言う安全な行き方をすると言うことでもあります。
強制的に決済と言うと何やら冷酷な印象がないでもありませんが、前段に記載しましたように、FXはローリスクですから、地道に着実にやればロスカットに到るような損失は出さないでも済むはずです。